電気に関するQ&A

ご家庭の電気に関するQ&A

コンセントの差し込み口が割れました。そのまま使用していても大丈夫ですか?
コンセントの差し込みが割れて金属部分が露出してしまうと感電や漏電、火災の原因となってしまいます。
取替には電気工事士の資格が必要ですので、そのまま放置せずに、電気工事店にご相談下さい。

雷で電化製品が壊れることがあると聞きました。防止策はありますか?
雷により電化製品が壊れたという話はよく聞きます。
これは雷サージという大きな電気エネルギーの「ノイズ」が原因です。雷サージは電柱の電線や地面を通じて家庭のコンセントに高電圧が侵入して抜けていくことにより機器を壊す原因となります。対策としてはコンセントやTVアンテナ線、電話線などを抜いてしまうのが一番確実な方法ですが結構大変ですし、家に人がいないとできません。
現在では避雷器を搭載した住宅用分電盤もありますのでそういう製品にお取替え頂くことや、雷ガード機能付のコンセントタップなどを使用することも雷対策の一つです。

電気代が高くなりました。もしも漏電していた場合、どのような危険がありますか?
漏電は電線や電気機器に流れている電気が何らかの原因で外部に漏れ出してしまう現象です。
漏電が起きてしまうと知らず知らずのうちに電気が使われ、電気代が高くなることもあります。また漏電をそのままにしておくと感電や火災の原因となり非常に危険です。通常、分電盤には漏電ブレーカーが取り付けてあり、漏電した場合には漏電ブレーカーが落ちるので安心ですが、漏電ブレーカーが取り付けられていない分電盤もあります。その場合には絶縁抵抗計を使って漏電チェックをします。
ご心配な時は、電気工事店にご相談下さい。

照明器具の蛍光灯をLEDに替えようと思っています。工事は必要ですか?
ご家庭の蛍光灯シーリングライトからであれば簡単に自分で取替できます。
ただ事前に確認して頂きたいことは、天井面に引掛シーリングという照明器具と繋ぐ配線器具が取り付けてあるかどうかです。もしこれが取り付いていなければ電気工事が必要となります。

たこ足配線が危険と言われるのはなぜですか?
通常ご家庭の分岐ブレーカーの容量は20Aですが、コンセントの容量は15Aしかありません。たこ足配線をしていると使用している機器の正しい合計容量(電流値)が判らなくなり、15Aを超えて使用した結果、発熱して火災を引き起こすなどの危険性があるのです。できるだけ近くのコンセントを使用するようにしましょう。
PAGE TOP